甘酒の栄養成分

甘酒に含まれるコウジ酸には美肌効果がある!

甘酒に含まれるコウジ酸の美肌効果

甘酒に含まれる「コウジ酸」は美肌効果があるとされています。

酒作りをする杜氏(とうじ)の手が白く美しいとされるのは、コウジ酸の影響だと言われています。

コウジ酸はコウジ菌の発酵過程で作られる成分です。

麹菌は「国菌」にも認定され、様々な健康効果があります。

→【こうじ菌の魅力

コウジ酸は夏の紫外線などによって生成されるメラニン色素に関わる酵素である、「チロシンキナーゼ」の働きを抑えてくれるので美肌効果が期待できます。

また、肌の老化といわれるシミ、しわの原因になっている糖化によって作られるAGEsという物質の産生を抑える働きもあるので、肌のダメージを軽減してくれます。

さらに、甘酒には様々な健康効果が期待出来ますが、この記事では甘酒の美肌効果について解説します。

甘酒に含まれるコウジ酸の美白効果

日本酒を作る杜氏の手が白く、きめ細やかなことは広くしられていますが、これは麹が産生するコウジ酸によるものだとされています。

コウジ酸はメラニンの生成を抑える作用を持っているので、美白成分として厚生労働省に認可され、美白化粧品に配合されています。

メラニンの色素沈着を抑え、紫外線を受けた肌のシミやくすみ予防になるんですね。

さらに、皮膚の黃くずみに抑制効果があることもわかってきたようです。

コウジ酸は肌の老化も抑える

甘酒に含まれるコウジ酸は肌の老化も抑制することがわかってきました。

年齢を重ねることによって、肌は黄色くなり、くすんでいきます。

この現象を「黃くずみ」と呼びますが、これは「糖化」が関係することがわかってきました。

糖化は体内のたんぱく質と糖が反応し、AGEs(エージーイー)という物質が発生します。

これが肌に蓄積されていき、肌を黄色くしていきます。

コウジ酸はこのAGEsの産生を抑える、「抗糖化作用」があることがわかってきました。

メラニンによる着色を抑えるだけでなく、肌の老化までも防いでくれるなんてコウジ酸の効果は抜群ですよね。

コウジ酸の研究結果

以上に説明してきた効果度重なる研究の結果によって明らかになってきたものです。

「コウジ酸のメラニン生成抑制作用と各種色素沈着症に対する治療効果(皮膚36巻2号)」という研究論文では、培養色素細胞でメラニン生成を抑制した効果、黒色の金魚の色素沈着を抑制した効果、モルモットや人に紫外線を照射した際の色素沈着を抑制した効果などが記されています。

これは1994年という25年以上前の研究結果です。

コウジ酸の美肌効果はかなり前から研究者の間では当たり前だったようですね。

また、三省製薬株式会社はマッシュルームを使った実験で、コウジ酸によるメラニン生成抑制効果を証明しています。

コウジ酸を塗ることで、マッシュルームが黒くならないのはとても面白いですね。

コウジ酸の美肌効果

以上のように、コウジ酸はメラニン色素の産生を抑えて、美白効果を発揮するだけでなく、肌の糖化もおさえて、老化も防いでくれる心強い味方であることが知られています。

甘酒に含まれる成分である「ビタミンB群」、「エチル-α-D-グルコシド」も美肌効果を助けます。

甘酒にはコウジ酸だけでなく、他にも美肌効果のある成分が沢山含まれているんですよね。

→【甘酒の美容効果を解説

甘酒は腸内環境を整えて、内側から肌の調子を整えることにも貢献しています。

美肌になるために、甘酒を飲んで美味しく健康になりたいですね。