甘酒の基本知識

甘酒作りにご飯を入れる理由は「量と甘さ」が増すから!

甘酒にご飯を入れる理由-min

「甘酒」には、米麹を用いた古くからある「米麹甘酒」と、酒粕を用いた「酒粕甘酒」があります。

米麹甘酒は米麹と水を混ぜて作った甘酒ですが、ごはん(米)を入れる方法もあります。

米麹だけで作った甘酒とご飯を入れて作った甘酒はどのように違うのでしょうか?

甘酒にご飯を入れる理由が知りたいですよね。

これには3つの理由があります。

1つは「甘さ」です。米にはデンプンが豊富に含まれてますが、米麹に含まれる麹菌がこのデンプンを分解してブドウ糖に変えます。

ブドウ糖はご存知のように甘いですよね?なので、米を入れると甘くなるんです。

2つ目は「量」です。

米麹に加えて、米を入れると、量が増します。

これにより米麹だけで作った場合よりも甘酒の量が多くなるので、安く出来ますよね。

3つ目は「食感」です。

お米を入れることで、麹独特の風味が薄くなり、デンプンが多くなるのでとろみが増します。

このように甘酒にご飯を入れることで、米麹のみで作った場合とは違った風味の甘酒が出来るんですよね。

甘酒の飲み方にも色々あるので、工夫して健康的な飲み方をしたいですね。

→【甘酒はいつ飲む?効果的なタイミングは朝

→【甘酒が甘すぎる時の美味しい飲み方

甘酒に含まれる米麹とは何?

甘酒にご飯を入れる理由を解説する前に、そもそも米麹とはどんなものでしょうか?

なんとなく知っているけど、説明できないことも多いと思います。

米麹とは蒸した米に麹菌を付着させ、繁殖・発酵させてものを指しています。

米を米麹にする時点で一手間加わっているわけですね。

この麹菌がなければ発酵しないので、甘酒も出来ません。

→【米麹甘酒を作るこうじ菌の魅力

しかし、手間がかかっている分、「米」とりも米麹の方が原価は高いのです。

甘酒にご飯を入れる理由3つ

このように、米麹単体ではコストが上がってしまうので、甘酒の量を増やしたい時はご飯を入れると良いです。

また、ご飯を入れることにより、当然ながら甘酒の味や食感にも変化が出来てきます。

米を入れることで甘さがアップします。

甘酒にご飯を入れる理由①:より甘くなる

甘酒にご飯を入れるということは、デンプン質が増えるということです。

これはこうじ菌の「エサ」が増えるとい意味にもなります。

麹菌はデンプンを分解してブドウ糖を産生します。

ブドウ糖は天然の甘味料ですから、ブドウ糖が増えれば当然甘みが増しますよね。

米麹だけで作った甘酒に砂糖を入れるより、お米を入れた方が自然な甘さになります。

甘酒にご飯を入れる理由②:量が増える

先程も解説した通り、甘酒にご飯を入れることにより、全体的なボリュームが増します。

これにより、甘酒が出来上がった時の全体量も増えることになりますね。

米麹だけで作る甘酒はコストがかかってしまうので、全体量を増やしたい時はご飯を入れると良いかもしれません。

甘酒にご飯を入れる理由③:とろみが増す

甘酒にご飯を入れることで食感や風味も変化します。

お米に含まれるデンプンはとろみの元なので、お米を加えることにより甘酒がトロっとした食感になります。

また、米麹にくらべてお米の方がツブツブ感が強くなります。

また、米を入れるとその分「薄く」なるので、米麹独特の風味が少し緩和されます。

米麹の匂いが苦手な方にはご飯を入れた方が良いかもしれません。

甘酒にご飯を入れる理由まとめ

以上のように、甘酒にご飯を入れる理由は3つです。

 

甘酒にご飯を入れる理由
  1. より甘くなる
  2. 量が増える
  3. とろみが増す

 

ご飯を入れた甘酒か、米麹だけで作った甘酒か、好みは分かれると思います。

どちらが自分にあった甘酒なのか、飲み比べるのも楽しいですよね。