甘酒の健康効果

甘酒は血圧を下げる!?高血圧抑制効果は研究論文で証明されていた

甘酒は血圧を下げる

甘酒には高血圧を抑制する作用があるよいう研究結果があるのをご存知ですか?

「マウス試験による甘酒の機能性評価」という論文では、甘酒を飲ませたマウスの血圧上昇を抑制させたと発表しています。

甘酒には

  1. 疲労回復
  2. 腸内環境改善
  3. ストレス軽減
  4. ダイエット効果
  5. 美肌・アンチエイジング効果

など、様々な効果があります。

→【甘酒は健康効果がいっぱい!

→【甘酒は疲労回復に役立つアミノ酸が豊富

→【甘酒の美容効果は美肌・美髪になる!

このような様々な効果が証明されていますが、なんと高血圧を抑制する効果も研究結果から明らかになっているようです。

そこで、この記事では甘酒の高血圧抑制効果について解説します。

甘酒の血圧上昇抑制に対する効果

今回参考にした論文は「マウス試験による甘酒の機能性評価(著者:大浦新、鈴木佐知子他)」です。

この論文では、酒粕が6%、米麹が1%が入った甘酒を使い、高血圧のモデルマウスに甘酒を飲ませた結果を記しています。

甘酒は酒粕甘酒と米麹甘酒があり、一般的に健康に良いとされてて、酔わない甘酒は米麹甘酒なんですよね。

→【甘酒は飲んだら酔う?

ただし、今回の論文では酒粕に含まれる「アンジオテンシン阻害酵素」に着目したようです。

この酵素は血圧を抑制する効果のある酵素なので、酒粕甘酒に含まれるこの酵素が血圧を下げると仮定したようです。

今回、マウスに高塩分食を与えて、意図的に高血圧マウスを作製しています。

この高血圧モデルのマウスに、水道水を飲ませた群と酒粕甘酒を飲ませた群にわけて、血圧上昇の度合いを観察したようです。

観察期間は50日間の長期間に設定しています。

結果:甘酒は血圧を下げる

本論文の結果、高血圧症を再現したマウスの群は50日後に血圧が大きく上昇していたのに対して、甘酒を飲んだマウス達は血圧上昇の抑制が観察されました。

この実験では普通の食事ではなく、塩分の多い高塩分食を食べさせていました。

それにも関わらず、甘酒を飲んだ群は血圧の上昇が抑えられています。

このように甘酒が血圧の上昇を抑えた理由として、アンジオテンシン阻害ペプチドが関与しているようです。

アンジオテンシンは血管を収縮させ、血圧の上昇を促します。

このアンジオテンシンを阻害することで、血圧が上昇しないようにするのが、アンジオテンシン阻害ペプチドです。

アンジオテンシン阻害ペプチドは高血圧の薬にも使われている成分です。

甘酒にはこのペプチドが含まれているため、血圧の上昇を抑える効果があるようですね。

甘酒を飲んでも高血圧は治らない

甘酒は高血圧の上昇を抑える効果のある、アンジオテンシン阻害ペプチドを含んでおり、実際に血圧の上昇を抑制することが、動物実験で証明されていることがわかりました。

しかし、甘酒を飲んだからと言って、高血圧が治るわけではありません。

高血圧にならないためには、日頃の生活で塩分の摂取を抑え、運動習慣を持つなど、生活習慣に気をつける必要があります。

甘酒の健康効果はたくさんありますが、甘酒の効果に頼り過ぎには注意して健康な生活を送って欲しいと思います。